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「無実」 ジョン・コラピント著、 横山啓明翻訳

2018/02/27
盲目の私立探偵のシリーズを細々と書き継いできた作家のウルリクソンは、これまでベストセラーとは無縁だった。だが、車椅子生活の妻と幼い娘との日々を描いた自叙伝が思いもかけないヒットとなり一躍時の人に。そんなウルリクソンのもとに一通の封書が届く。それはかつて関係を持った女性の娘が、彼の実の娘だとの法的申し立てなのだが…。堕ちていく作家の葛藤と家族の固い絆を描き、全米を論争に巻き込んだ問題作! (「BOOK」データベースより)

無実 (ハヤカワ・ミステリ文庫)


主人公が娘とされる人物に誘惑される場面が長くちょっと辟易。 最後の数十ページは息もつかせぬ展開。 

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00:33 外国・小説(新) | コメント(0) | トラックバック(0)

「男尊女子」 酒井順子

2018/02/09
女は下、か。平等は幸せ、か。「男のくせに」と思ってしまうあなたへ。女性の中の男女差別意識をあぶり出す20章(「BOOK」データベースより)。

男尊女子


「男尊女子」というテーマでよくこれだけ大量の項目を取り上げていることに感心。
女性の微妙な考え方・心理をきめ細かく分析しわかりやすくユーモラスにまとめている。

面白かった分析を以下まとめ。

・自分が実は被差別側にいたことの発見、驚き。
・女子高のメリットは「女しかいないのでリーダーシップが身につくこと」というが、リーダーになるのはリーダーの資質を持った人のみ。
・今どきの若者にイラつくのは昭和生まれの女子がもつ男尊女子成分が原因。
・男女平等を考えたとき日本の男言葉、女言葉が枷(かせ)になっている。
・夫を「主人」と呼ぶのは軸足が家庭にあり「家族の一員であること」にアイデンティティーを置く人。「ダンナ」「夫」と呼ぶのは、自立心が旺盛だったり、家族持ちであることに飽き飽きしている人。しかし「夫」と呼ぶと周囲に意識高い系と思われる可能性あり。
外国なら名前を呼び捨てだが、日本で名前を呼ぶのは普及していない。
・実はユーミンが男尊女子成分が高い。
・カマトトは強い女性に腰がひけやすい日本男性を相手にしなくてはならない日本女性の種の保存のため必要な技術。
・塩村文夏議員がヤジを飛ばされ咄嗟に笑ったのは、ここでキレると「更年期なんじゃないか」と言われかねないので、「とりあえずその場を丸くおさめたい」という感覚が働き「笑いで」自分と相手をごまかすため。
・男尊女卑精神が根深いのは、実はレディーファーストの国々の男性である。
・「かわいい」を提示し私は受動的ですアピールをすることが最大の攻撃。
・男性に「気が強い」とは言わない。
・「おふくろさん」タイプの女性=気が強いがそれを巧妙に隠すことのできる女性なら、高い地位でもうまく立ち回れる。
・「おーいお茶」は性役割分担を想起させる商品名だが、ある時代の終焉を示してもいる=お父さんたちはお茶を飲みたくなったら、嫁に「おーいお茶」というのでなく、心の中で「おーいお茶」とつぶやいてペットボトルを冷蔵庫から取り出す。
・「女子力」という言葉、もとは自虐用語。使うのは低女子力女子。高女子力女子は「女子力を高めるため努力しています」などと言わず「普通にしています」。
・日本女子が男尊女子であり続けるのは「男を引き付けるため、自らを低めざるを得ないから」。


00:29 エッセイ | コメント(2) | トラックバック(0)

「これでよろしくて? 」  川上 弘美

2018/01/27
些細なことでもよくってよ。日々の「?」をまな板に載せ老若女女が語らえば―女たちの不思議な集まりに参加することになった主婦菜月は、奇天烈な会合に面くらう一方、日常をゆさぶる出来事に次々見舞われて…。幾多の難儀を乗り越えて、菜月は平穏を取り戻せるのか!?夫婦、嫁姑、親子、同僚。人とのかかわりに、ふと戸惑いを覚えてしまう貴女に好適。コミカルなのに奥深い、川上弘美的ガールズトーク小説(「BOOK」データベースより)。

これでよろしくて? (中公文庫)

自分と境遇は全く違うのに、なぜか重ね合わせてしまう。

以下、印象に残った文を抜粋。

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そうだ、わたしは、だんだんわかってきてしまったのだ。この一年間のあれこれでもって。時が、わたしたちを、変えてゆくということが。場所を移るということが、わたしたちを、変えてゆくということが。人と会うことがわたしたちを変え、人と別れることがわたしたちを変えてゆくということが。変わりたくなくても、変わるつもりがなくても、情け容赦なく、わたしたちは変えられてゆくということが。

今いるわたしは、もう結婚前のわたしじゃ、ないんだ。
光と恋愛をしていた頃のわたしじゃ、ないんだ。
一年前のわたしですら、ないんだ。

今ここにいるわたしは、今だけのわたし。



00:22 日本・小説(新) | コメント(0) | トラックバック(0)

「新・子どもたちの言語獲得」 小林 春美 (編集), 佐々木 正人 (編集)

2017/10/11
誕生後わずか数年で、子どもたちは基本的な言語能力を身につける。なぜできるのか?どうやって?音声・語彙・文法のみならず、身振りや手話の獲得、養育放棄された子や障害児のことばの発達など、広い視野から言語発達の謎に迫る。定評ある入門書に、新情報を加えた待望の新版(「BOOK」データベースより)。

新・子どもたちの言語獲得


内容が専門的で難しすぎた。それでも単語から文章が話せるまでの助詞の変化等、養育放棄事例、耳の聞こえない子の手話の獲得等面白かった。

あと、小さいうちは大局的に物を見ることができないという話の中で、子供のご飯の食べ方を一口ずつ逐一分析したデータ分析があった。3歳までは「ごはん」「ごはん」「ごはん」「ごはん」「ごはん」「ごはん」「おかず」「おかず」「おかず」「おかず」「おかず」と言う感じ。4歳以降になると「ごはん」「ごはん」「ごはん」「おかず」「おかず」「おかず」「ごはん」「ごはん」「ごはん」。
三角食べができるようになるのは4歳以降ということ。それまでは子供食い。



23:42 子ども | コメント(0) | トラックバック(0)

「雪煙チェイス」 東野圭吾

2016/12/31
殺人の容疑をかけられた大学生の脇坂竜実。彼のアリバイを証明できる唯一の人物―正体不明の美人スノーボーダーを捜しに、竜実は日本屈指のスキー場に向かった。それを追うのは「本庁より先に捕らえろ」と命じられた所轄の刑事・小杉。村の人々も巻き込み、広大なゲレンデを舞台に予測不能のチェイスが始まる!どんでん返し連続の痛快ノンストップ・サスペンス(「BOOK」データベースより)。

雪煙チェイス (実業之日本社文庫)

逃走もののお手本のような作品。カービングスキーしたい。



00:38 日本・小説(新) | コメント(0) | トラックバック(0)
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