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「菊日和―母の日記が語る父との恋とあの頃の東京の暮らし」波乃 久里子

2017/06/07
先代(十七世)中村勘三郎の芸を見つめ、昭和を走り続けたその妻久枝の生涯を、初公開の日記とともに娘である女優波乃久里子が綴る、名優の家の物語(「BOOK」データベースより)

菊日和―母の日記が語る父との恋とあの頃の東京の暮らし

17世勘三郎の奥方の夫への想いがつづられた日記は少女漫画の世界。夫への愛情は十二分ながら芸に関しては父六世菊五郎が絶対。

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23:52 歌舞伎本 | コメント(0) | トラックバック(0)

「僕らの歌舞伎: 先取り! 新・花形世代15人に聞く」

2016/12/25
伝統芸能の魅力を次世代につなげる新書シリーズ企画。主に現在30歳前後までの若手歌舞伎役者総勢15名に、芸と役、家、将来についてなどを聞いたインタビュー集です(松也・梅枝・歌昇・萬太郎・巳之助・壱太郎・新悟・右近・廣太郎・種之助・米吉・廣松・隼人・児太郎・橋之助〈年齢順、敬称略〉)。聞き役は元NHKアナウンサーで、伝統芸能をわかりやすく伝える活動を続ける葛西聖司さん。歌舞伎界の将来を担う役者たちの、現在の立ち位置を記録した資料としても有用な書です。カラー口絵では各役者の舞台写真も掲載(Amazon)。

僕らの歌舞伎: 先取り! 新・花形世代15人に聞く (淡交新書)

本書でとりあげられている若手たちの芝居をみても数名を除いては二十年後、三十年後に彼らの親世代の力量の役者に成長している姿は想像できないのだけれど、彼らの歌舞伎に対する真摯な姿勢を知るととそれも夢ではないのかもしれないと思えてくる。ちなみに私の現時点のお気に入りは松也、巳之助、歌昇、種之助、梅枝、児太郎。葛西聖司さんの十五人全員についての評がよかった。

21:19 歌舞伎本 | コメント(0) | トラックバック(0)

「赤江瀑の「平成」歌舞伎入門」

2015/10/20
四〇〇年の時を超えて、いまなお伝統芸能の頂点に燦然と輝く歌舞伎。平成の世を迎えて、一気に華やぎを放射するその魅力の正体を、確かな審美眼で独自の美学を紡ぎつづける作家・赤江瀑が説き明かす((「BOOK」データベースより))。

赤江瀑の「平成」歌舞伎入門 学研新書

筆者の指摘する平成歌舞伎における問題点は、役者の力が分散していること、そして指導者がいないこと。以前は指導者の役割を六世中村歌右衛門、松竹永山武臣氏果たしていたが、現在それに代わる人がいないとのこと。だが、なぜこれがそれほどまで問題なのかよく分からなかった。各俳優の説明は良かった。

07:41 歌舞伎本 | コメント(0) | トラックバック(0)

「俺が噂の左團次だ」 市川 左團次

2015/07/30
首をはねられ、殺される。憎い敵役にも、芸がある。不良少年から歌舞伎役者になったという「噂の男」市川左団次の衝撃的人生(「BOOK」データベースより)。

俺が噂の左団次だ

ふざけた語り口調だけど、よく読むと役の作り方、化粧、踊り、台詞の覚え方等についてちゃんと書いてある。歌舞伎役者の日常も面白かった。若かりし頃、神楽坂の毘沙門天あたりで起こした傷害で留置場に三日間放り込まれ地検に送られたなどの武勇伝(?)も。

左團次さん、市村羽左衛門に芝居をよく教えてもらっていたらしい。あと、十七代目中村勘三郎に可愛がられたエピソード。小学生の頃の初代尾上辰之助、当代彦三郎、当代菊五郎、当代左團次の海水浴の集合写真がかわいすぎ。先月の「夕顔棚」で「じいさんばあさん」みたいだった菊五郎さん、左團次さんは、こんな幼いころから一緒に時を重ねていることに改めて驚愕。

11:41 歌舞伎本 | コメント(0) | トラックバック(0)

「歌舞伎漫筆」 山川 静夫

2015/07/11
半世紀にわたって歌舞伎に親しみ、今もテレビでその案内役を務める元NHKアナウンサーが、四季折々の名場面、男と女のしがらみ、名優たちから直接聞いた意外な芸談、そして抱腹絶倒の逸話などを自在な筆運びでユーモラスにつづる。ユニークな歌舞伎入門としても、また歌舞伎ファンに真の見どころを伝える本としても楽しめる一冊。(「BOOK」データベースより)

歌舞伎漫筆

山川さんらしいサクサク読める歌舞伎ばなし。楽しかった。

21:47 歌舞伎本 | コメント(0) | トラックバック(0)
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