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「恋愛中毒」 山本 文緒

2014/06/30
世界の一部にすぎないはずの恋が私のすべてをしばりつけるのはどうしてなんだろう。もう他人を愛さないと決めた水無月の心に、小説家創路は強引に踏み込んで――。吉川英治文学新人賞を受賞した恋愛小説の最高傑作(「BOOK」データベースより)。

恋愛中毒 (角川文庫)

前半は多少身につまされながら読みすすめたが、徐々に主人公の異常性が明らかに。ラストでは自分と別世界の話であることを確認して完読。

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15:21 日本・小説(新) | コメント(0) | トラックバック(0)

「ポアロの事件簿」 アガサ クリスティ

2014/06/29
グランド・メトロポリタンの宝石盗難事件/マーズドン荘の悲劇/クラパムの料理女の謎/二十四羽の黒鶫/安アパートの事件/イタリア貴族の事件(講談社英語文庫)。

ポアロの事件簿 - Monsieur Poirot's File 【講談社英語文庫】

ハードル高めの一冊。 まだまだです。

22:54 英語・小説 | コメント(0) | トラックバック(0)

「染五郎の超訳的歌舞伎」  市川 染五郎

2014/06/29
メイキングからあらすじ、役者の頭の中まで  歌舞伎舞台は役者次第! 同じ演目でも役者によって見せ方が違うのも、また歌舞伎の魅力です。その役者が舞台の息づかいそのままに歌舞伎の魅力を舞台の内側から書き下ろしました。“あまのじゃく”と“ひねくれ”がほんの少し入った、妄想好きな染五郎厳選の25演目が勢ぞろい。歌舞伎とは縁がなかったという方にもわかりやすく、あらすじも交えて解説しています。『勧進帳』『仮名手本忠臣蔵』『東海道四谷怪談』といった人気演目はもちろん、“劇団☆新感線”との共演舞台や復活狂言の話、また、歌舞伎の「家」がわかる「口上(こうじょう)」まで網羅しました。これを読めば、舞台を観たような、いえ、演じたような気分になり、読んでから観れば楽しさは何倍にも膨らみます。四代目市川猿之助と「今の歌舞伎、これからの歌舞伎、そして歌舞伎とは?」を語り合った対談も収録。400年以上の歴史を持つ歌舞伎は、伝統を受け継いでいるだけでない、平成の世に“生きている”ことを味わえる、歌舞伎がぐんと身近になる一冊です(Amazon)。

染五郎の超訳的歌舞伎

筆者染五郎は「東慶寺花だより」の信次郎が一番素の染五郎に近いのだと思う。文才あり。

演じる側からの視点が面白い。この演目のこの役では、何を考えどうお客に見せたくて芝居をしているのかとか。本人が演じて「まだまだだった」と認めている演目も書いてある。染五郎が真摯に歌舞伎に取り組む姿勢。そんな染五郎の原点は「勧進帳」の弁慶。これをやるのが目標みたい。高麗屋だし、当然か。

猿之助との対談。伝統の承継と新しい物への取り組み含めて、二人の歌舞伎に対する考え方が共通していて興味深い。やはり、と言うべきか、猿之助も「弁慶をやりたい」と発言。

演目解説はコンパクトで分かりやすい。「操り三番叟」、「夏祭浪花鑑」、「荒川の佐吉」、「大當り伏見の富くじ」は、実際に見てみたい。

21:50 歌舞伎本 | コメント(0) | トラックバック(0)

「夢幻花」 東野 圭吾

2014/06/27
黄色いアサガオだけは追いかけるな―。この世に存在しないはずの花をめぐり、驚愕の真相が明らかになる長編ミステリ(Amazon)。

夢幻花(むげんばな)

装丁が綺麗。黄色い朝顔って存在しないんだ。見たことある気がするが、ここまで強調するからには、たぶんクリーム色とかと間違えているんだろう。

飛鳥逮捕時に読んだのでタイムリー。ひまわりの種ならハム太郎まで(?)歌ってるのにね。原発の話は余分だが、東野が一番訴えたいのはそこかも。

23:19 日本・小説(新) | コメント(0) | トラックバック(0)

コクーン歌舞伎「三人吉三」

2014/06/27
Hさん、Fさんと三人で東急本店8Fのうなぎ屋さん「伊勢定」で待ち合わせ。うなぎ定食をしっかり食べ終わってから周りを見回すと、食事をしている人の多くが切符を手にしている。なんだかみんないそいそ。「コクーンってどっちですか?」「おっ、実は私たちもです。ご一緒しましょう(←本当にこういう会話をした)」。ってなわけで、いざ、コクーン歌舞伎へ。久々の中村座のお芝居、いまさらながら渋谷で歌舞伎って斬新だ。

入り口へ行くとすごい行列。女性ばっかり。決して若い人ばかりじゃないけど、歌舞伎座の行列とはちょっと違う。良い意味でミーハーっぽい雰囲気。勘三郎の奥様が、入り口でお馴染みさんにご挨拶。売店では、赤茶サングラスの太巻さんこと古田新太さんがなんか飲んでた。ビール?

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渋谷・コクーン歌舞伎第十四弾 「三人吉三」
演出・美術:串田 和美   
和尚吉三:中村勘九郎/お嬢吉三:中村七之助/お坊吉三:尾上松也/十三郎:坂東新悟/おとせ:中村鶴松/海老名軍蔵・八百屋久兵衛:真那胡敬二/太郎右衛門・長沼六郎:大森博史/堂守源次坊:笈田ヨシ/土左衛門伝吉:笹野高史/研師与九兵衛:片岡亀蔵

舞台開始前、与九兵衛の亀蔵さんと 太郎右衛門の大森博史さんがお互いを平場席を探し回ってる。すでにいつもの歌舞伎と違う雰囲気。亀蔵さん、「松島屋」って大向こうに対して恐縮した様子で「あ、ありがとうございます」って応えてるし。歌舞伎役者以外の起用、話の間合い、所作、下座音楽がないこと等など、コクーンというキャパが小さい劇場を最大限生かすために、必要な範囲で歌舞伎らしさを排除。新しいと思う。

ただ私は歌舞伎の間合いが好きだし、歌舞伎の口跡じゃないと満足できなくなってしまっているから、一番楽しめたのは三人とも歌舞伎役者の「三人吉三」による黙阿弥の七五調の台詞。まずお嬢吉三の七之助とお坊吉三の松也の掛け合いでぞくぞく。和尚吉三の勘九郎も登場しさらに興奮。三人そろった見得は綺麗だった。

おとせの鶴松は、口跡は時々男っぽいんだけど、所作が女の子らしくて本当にかわいい。一途でけなげで。十三郎の新悟は、儚げ。どうしてこの人が線の細さとは無縁の彌十郎さんの息子なんだってのはともかく、結構お気に入り。愛おしくて応援したくなる二人。

大詰。雪が降るわ降るわ、観客も平場席5列目くらいの人まで頭が真っ白。降らせた分、舞台も真っ白。お嬢吉三の振袖は赤く、お坊吉三の衣装は青。そして褌姿の和尚吉三。絵のような色彩が素晴らしく、その中で生き生きと、でも必死に立ち回る三人吉三のスピード感。若い三人のエネルギーと気迫が漲る舞台でした。

松也はお坊吉三らしくちょっと生意気、でも男気と色気のある若者に。七之助のお嬢吉三は女の振りをした男らしく、色気と蓮っ葉さをあわせ持つに娘に。そして勘九郎の和尚吉三は三人をまとめるだけの統率力と貫禄あるリーダーに。それぞれ力の限り出せるものを出し切った舞台。特に勘九郎。声を張ったとき、父勘三郎に声と表情が酷似している。そこに中村一門を担っていこうとする強い意志も読み取れる。その決意は悲壮なほど。

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23:13 鑑賞記録 | コメント(0) | トラックバック(0)
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