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高田馬場で鶏そば

2015/01/31
高田馬場駅近くのラーメン屋さん「鶏そば 三歩一」。ずっと行きたかったけどなかなか機会に恵まれず、今回初めて訪問。
ちょいメモ備忘録20150131-02

注文したのは、初めての方、女性の方におすすめ、お店の名前にもなっている「鶏そば」。結構すぐ出てきた。
ちょいメモ備忘録20150131-01

美味しかった!! 細麺に鶏のダシがよーく出たスープ。あっさりしているけど、しみじみする美味しさ。具の鶏肉がよい案配に炊けており、柔らか。

また絶対行きます。こってり系よりあっさり味が食べたい年ごろ。

18:03 麺・麺・麺 | コメント(0) | トラックバック(0)

「又五郎の春秋」 池波 正太郎

2015/01/26
芸歴六十年、現代歌舞伎界屈指の名優である中村又五郎の芸と人生を、長年の知友である著者が、歌舞伎論を含めて自在に語る異色作 (序文・中村又五郎/解説頁・千谷道雄)。

又五郎の春秋 (中公文庫)

池波正太郎が先代又五郎さんについて書いているということで手にとった。又五郎さんが先代吉右衛門の養子になる話があったらしい。実現していたら、先代又五郎さんが二代目吉右衛門、そして当代吉右衛門は高麗屋。

又五郎さん、たぶん舞台でお姿を拝見したことある。しかし記憶がない…。自分の出番が終わると吉右衛門の舞台を毎日必ず最後まで見ていたとか、無理やり。そうやって芸を刷り込んでいったのだろう。器用だけど、芸が上手くなるための努力を惜しまない、でも因習にとらわれない進歩的な又五郎さん。

18:26 歌舞伎本 | コメント(0) | トラックバック(0)

壽初春大歌舞伎「金閣寺」「蜘蛛の拍子舞」「一本刀土俵入」

2015/01/24
昨日夜の部をみて、今日は昼の部。さすがにちょっと息切れ気味?

ちょいメモ備忘録20150124-08

一、祇園祭礼信仰記 金閣寺
松永大膳:染五郎 /雪姫:七之助/十河軍平:男女蔵/松永鬼藤太:廣太郎/狩野之介直信:笑也/慶寿院尼:門之助/此下東吉:勘九郎

雪舟が叱られて柱に縛られたとき涙でネズミの絵を描いたら、あまりに絵がうまくて、住職には本物のネズミが足元にいるように見えた、という伝記の逸話を小学生の頃呼んだのを思い出した。初見の演目、金閣寺です。

七之助の雪姫、桃色の着物がかわいい。前半舞台上手でのおさえ気味の演技が私的にはちょうどよい。健気さを見せつつ品がありしなやか。後半、桜の木に縛られてからは、結構おてんば雪姫で感情表現も元気すぎるような。桜が舞ってた、というより桜が大量に降ってた。 桜吹雪の中、力尽きて目を閉じて倒れこむ瞬間の雪姫、この上なく美しい。

染五郎の松永大膳、敵方武将らしい大きさと憎らしさと、染五郎らしい細やかさも併せもつ。金ピカ衣装が凄い。あと、最近吉右衛門に似て見えてしょうがない。勘九郎の此下東吉、前半の清廉なさわやか侍の役の方がお気に入り。今、若い正統派という役柄が一番似合うのは勘九郎だと思う。松永鬼藤太役の廣太郎、かなりドタバタしてたけど、 名題昇進の舞台だもの、頑張ってたことはよくわかった。まだまだこれから。

三姫のうちの一人雪姫を見ました。鎌倉三代記の時姫に続き二人目制覇。あとは本朝廿四孝の八重垣姫。初めて見るのは誰の八重垣姫か、楽しみ。

ちょいメモ備忘録20150124-05

二、蜘蛛の拍子舞 花山院空御所の場
白拍子妻菊実は葛城山女郎蜘蛛の精:玉三郎/渡辺綱:勘九郎/源頼光:七之助/坂田金時:染五郎

ついさっき見た雪姫の七之助が今度は源頼光役で登場。そのギャップに驚くうちにはじまった「蜘蛛の拍子舞」。見る前はこの演目が昼の部で正月らしさを味わう演目だと思っていたのだが、舞台上には紅葉の飾り。

前半、七之助の源頼光と勘九郎の渡辺綱が、玉三郎の白拍子をはさんで三人で踊る軽さが楽しい。玉三郎は赤い着物をまとい一見かわいいのだが、登場したとたん頼光を誘惑しはじめる妖しさも。途中、でっかい蜘蛛が出てきた。黒くてけっこうリアル。蜘蛛の着ぐるみ?を着て踊る人、うまかったと思う。そして蜘蛛とからむ猿四郎さんと弘太郎さんの踊り。迫力十分で見応えがあり。後半、白拍子が女郎蜘蛛の本性を表してからは、蜘蛛の糸がパッと華やかに宙を舞う。最後に染五郎の坂田金時が押し戻しで登場。線が太く、良い意味で人形のような動きをする、とても立派な金時でした。

若干寝おちしたのが残念。幕間のお寿司がいけなかった。

ちょいメモ備忘録20150124-03

三、一本刀土俵入
駒形茂兵衛:幸四郎/波一里儀十:歌六/船印彫師辰三郎:錦之助/船戸の弥八:由次郎/老船頭:錦吾/若船頭:宗之助/町人伊兵衛:廣太郎/庄屋の女房:歌江 /河岸山鬼一郎:桂三/堀下根吉:高麗蔵/清大工:友右衛門/お蔦:魁春

昔の庶民にとって娯楽といえば相撲と芝居だったのだろう。昨年横綱濡髪を演じた幸四郎の、横綱にはなれない茂兵衛を演ずる「一本刀土俵入 」。

前半、幸四郎の駒形茂兵衛のお相撲さん時代。 弱っちくて、お金がなくて、とにかくお腹をすかせた茂兵衛。こういうカッコよくない役が幸四郎は似合う。情けないけど憎めない。年がちゃんと若くみえたのはすごい。少なくとも夜の部の吉右衛門の青山播磨より、役相応の腹を空かせた若い力士だった。

その茂兵衛を助ける魁春のお蔦。いつもの赤いお目目のお化粧ではなく、魁春の役柄としては今まで私が見たことないタイプの役だったが、きっちりお蔦になっていた。面倒見がよさそうな女性。お茶を飲む手つきが粋でかっこいいこと!あの手つきだけでも一見の価値あり。話のキーとなる小原節のうたが少々微妙なのはご愛嬌。

後半、老船頭の錦吾さんと若船頭の宗之助がイイコンビ。毎日真面目に仕事をこなすのが目に浮かぶ。そして登場する博打打になった幸四郎の茂兵衛。年月が経ち凄みのある人物に変貌を遂げたという設定は知っているが、変わりすぎ。前半の役と茂兵衛と後半の茂兵衛が結びつかなかった。他方、魁春のお蔦も、粋な感じは消え去り普通の奥さんへと変貌。こちらも結びつかなかったのだが、元は酌婦だし、奥さんになるとこういうもんかもと思ったりして。

お蔦の旦那、錦之助は頼りない役がはまりまくり。 二人の息子の子役くん、小原節がとてもうまく感心した。歌六の儀十、博徒の親分らしさ全開、でもあっさり茂兵衛にやられて拍子抜け。高麗蔵さんの堀下根吉、前があいた着物の着こなしが色っぽい。小山三さんの出演を楽しみにしていたが、休演で残念。

ラスト、茂兵衛の「しがねえ姿の、横綱の土俵入りでござんす」というセリフもばっちり堪能。幸四郎、涙を流し相変わらずの大熱演でした。

ちょいメモ備忘録20150124-04

昼の部を観劇し、お正月の歌舞伎はこれで〆です。今年だけですでに5公演見ている。どこまで続く歌舞伎熱。

23:50 鑑賞記録 | コメント(0) | トラックバック(0)

壽初春大歌舞伎「番町皿屋敷」「女暫」「黒塚」2

2015/01/24
国立劇場に行こうかとも思ったが、色々悩んだ末、歌舞伎座夜の部に再度参上。 
ちょいメモ備忘録20150124-02

一、番町皿屋敷
青山播磨:吉右衛門/腰元お菊:芝雀/並木長吉:桂三/奴権次:吉之助/柴田十太夫:橘三郎/放駒四郎兵衛:染五郎/渋川後家真弓:東蔵

青山播磨の名台詞をも一度聞きたかったのが夜の部を再訪した一番の理由。「おば様は苦手じゃ」「そちの疑いは晴れようが、疑われた播磨の胸は晴れぬ」「潔白な男のまことを疑うた女の罪は重いと思え」「家重代の宝も砕けた、播磨が一代の恋も滅びた」「一生の恋を失って、男一匹が何をして生きようが」等の台詞を堪能。番町更屋敷って名台詞がいっぱいあるんだね。あと、播磨がお菊の母に自分との事を話せばよいじゃないかと言う場面がお気に入り。吉右衛門の若者らしい真っ直ぐな一途さが伝わってきて萌える。そしてこの場面と後半の悲惨な場面とのギャップ。

前回と印象が変わったのは芝雀さんのお菊。前回のお菊の苦悩は若い娘にありがちな恋の悩みにすぎなかったが、今回は播磨に本当に愛されているのか気も狂わんばかりに思い悩んでいた。何をしでかすか分からない雰囲気。こりゃ皿も割るな。播磨が皿を割ったことをあっさり許したときの嬉しそうな顔も少々恐い。狂喜度がアップした事で、播磨がお菊を殺すに至った事とのバランスがとれた気がする。

こちら、お菊が割るお皿。
ちょいメモ備忘録20150124-01

それでもお菊が殺された後は、吉之助と同じ「やっておしまいになったか」という心情になる。 客席も「 あーあ、本当にやっちゃった」という雰囲気になり、引き気味になるのがちょっと面白い。一昨年巡業の際観たときはあまり興味の沸かなかった演目だけど、今回は結構気に入ってしまった。歌舞伎を少しは見慣れたからか。

二、女暫
巴御前:玉三郎/蒲冠者範頼:歌六/清水冠者義高:錦之助/女鯰若菜:七之助/茶後見:團子/手塚太郎:弘太郎/紅梅姫:梅丸/家老根井行親:橘三郎/局唐糸:笑也/成田五郎:男女蔵/轟坊震斎:又五郎/舞台番辰次:吉右衛門

前回は「赤いぽっぽの兄さん方」の引き抜きが一人失敗したため、その後お兄さんたちが威勢よく見えなくなってしまった。今回は引き抜きも成功、玉三郎とのやり取りも安心して観ることができ、様式美を更に堪能できた。「赤いポッポ」の果たす役割は大きいんだね。一番張り切って玉三郎に喧嘩を売ってるしね。男女蔵さんの成田五郎も元気があって良かった。

女鯰七之助はいかにも策士な感じで、それでいて可愛い。轟坊震斎の又五郎さんの鯰はうまい。はまり役でしょう。目立つ役ってこともあるけど、この二人がやはり印象に残る。女鯰が震斎又五郎の頭を鞠に見立ててつくのが楽しい。あと弘太郎の手塚太郎はどういう役なのだろう。衣装や鬘からして子供のような?それまでの雰囲気をパッと変えて格好よく所作をキビキビと決め、立派な口跡を披露し、鮮やかに去っていった。

そして吉右衛門の舞台番は何度見ても楽しい。最後に玉三郎の刀を持って花道をスタコラ去っていく。この光景、どこかでみたと思ったが、一時間半前に青山播磨が刀を持って闘いに走っていった。雰囲気は全く違うが。玉三郎に伝授するセリフをちょいメモ。「ばて、ばてばてばて・・・バ~ッタリ、でんでんでんでん、でんでんでんでん、やっとことっちゃ、うんとこな~、でれつくでれつくでれつくでれつく、やっとことっちゃ、うんとこな」。で、「お~恥ずかし」に続く。

三、猿翁十種の内 黒塚
老女岩手実は安達原の鬼女:猿之助/山伏大和坊:門之助/強力太郎吾:寿猿/山伏讃岐坊:男女蔵/阿闍梨祐慶:勘九郎

猿之助は前回同様、完璧な老女の仕草、声色、表情、踊りと高い身体能力を披露し、観客を圧倒する。3階からみた「黒塚」は照明が映えてた。すすき野で自分の影と嬉しげに軽やかに踊る老女。途中、一面を青く照らして老女の怒り?を表す照明が印象的。印象が変わったのは、勘九郎の阿闍梨。 清廉な阿闍梨が放つエネルギーが猿之助の老女のオーラと拮抗し、見ごたえのあるものとなっていた。

それにしても澤瀉屋さん贔屓の拍手が非常にピンポイント。ここが見どころである、と教授される気分。家の芸だから、澤瀉屋贔屓の方にはお馴染みの演目なのだろう。「黒塚」はリピ率高そう。かく言う私ももう一度見たいくらい。今年は歌舞伎座外の澤瀉屋のお芝居にも足を伸ばすことになるかも。

木挽町広場にはなぜか雛飾り。
ちょいメモ備忘録20150124-06

リピでも楽しい夜の部。でも実はこの次の日、昼の部観劇なのですよ。ちょっと行き過ぎかつハード。

23:34 鑑賞記録 | トラックバック(0)

新春浅草歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」五、六段「猩々」「俄獅子」

2015/01/18
2時に昼の部終了。夜の部開演までに、蕎麦かうどんでもと思って仲見世へ少し出ると、美味しそうな匂いが。そんなに時間もないし、このへんのお店で少々つまんで済ませることに。黒毛和牛カレーパン、餅ドッグ、それから揚げ饅頭。どれも美味しかったんだけど、食べると眠くなるっちゅー法則を忘れて、後で泣きを見ることに。
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お年玉トークは歌昇と種之助ブラザーズ。昼の巳之助と米吉に続き、この二人も隼人のカレンダーをネタにしてた。もしかして隼人以外のメンバー全員のトークでネタに使っているのか?昼の部の二人ほどトークは得意じゃなそうだけど、忠臣蔵のあらすじなど無難にまとめ終了。

一、仮名手本忠臣蔵 五段目 山崎街道鉄砲渡しの場、同二つ玉の場
六段目 与市兵衛内勘平腹切の場

  
早野勘平:尾上 松 也/おかる:中村 児太郎/千崎弥五郎:中村 隼 人/母おかや:中村 芝喜松/百姓与市兵衛:澤村 大 蔵/判人源六:中村 蝶十郎/一文字屋お才:中村 歌女之丞/斧定九郎:坂東 巳之助/不破数右衛門:中村 歌 昇

松也の勘平、とても良かったです。何よりも松也がひとつひとつの勘平の思いを丁寧に丁寧に演じている。志士に加われない悔しさ、お金が入ったので身請けしなくてもよいとおかるにいう得意げな表情、義父を殺したことに気づいたときの絶望等々。丁寧な芝居だからこそ真に迫って伝わる勘平の思い。菊五郎の勘平の面影がそこかしこに見えるのも嬉しい。

あと、優等生菊之助よりも色々落とし穴のありそうな松也にとって勘平はニンだと思う。「色に耽ったばっかりに」という台詞のはまり具合ったら。松也と勘平の年回りが同じくらいだからこそ、等身大の勘平を見ることができた。

児太郎のおかる、しっとりした美しさがイイ。芯は強いが勘平への思いは熱い女房。芝喜松の母おかや、おさえ気味のお芝居だからこそ逆に勘平に対する怒りが伝わる。巳之助の定九郎、港区の歴史フォーラムで三津五郎さんが解説してた通りに、血の吐き方をとてーも卒なくこなしてた。定九郎ってぞっとするようなえげつない人物というイメージだが、そこまでの定九郎にはなかなかお目にかかれず。

松也の熱演に大満足。少々声が甲高いので、これを抑え気味にすればもっと深みのあるお芝居ができそう。今後に期待。でも、実は結構寝落ちしてた。浅草は公演時間が短いから大丈夫かと思ったのだが、食べ過ぎが災い。松也の勘平、半分寝ながら見てた感じ。も一回みたいよ。

ちょいメモ備忘録20150117-03

二、(上)猩々
猩々:中村 種之助/酒売り:中村 隼 人

種之助には踊りの神様がついている。昼の部に続けてその踊りを堪能できてうれしい。猩々らしく少し妖しい見得を切ったりするのが印象的。何よりも種之助がとても楽しそうに踊っている。最後、花道で笑みを浮かべ、獅子みたいな赤い鬘で毛振り(?)に、みんな拍手喝采。

昼、夜の部の配役からして、種之助は踊りに期待されているんだなあ。私も期待してます。

左から児太郎、米吉、巳之助、松也、歌昇、種之助、隼人、かな。
ちょいメモ備忘録20150117-06

二、(下)俄獅子
鳶頭:尾上 松 也/同:中村 歌 昇/同:坂東 巳之助/芸者:中村 米 吉/同:中村 児太郎

最後は五人、鳶頭と芸者衆の踊り。馬だけじゃなく羊も登場したような。被り物は被ってないけど、手拭いで角みたいなのを作って「メエッー」って鳴いてた。傘も使ってお正月らしい華やかな踊り。「お手を拝借」で観客も皆で手拍子して、一同礼して賑やかに幕。

ちょいメモ備忘録20150117-12

無事に昼夜とも見物しました。松也の勘平と種之助の踊りに大満足。観光もどきもして、いつもの歌舞伎とは違った雰囲気を味わった。また来年も行きたいよ。
ちょいメモ備忘録20150117-05

23:35 鑑賞記録 | コメント(0) | トラックバック(0)
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