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「魔の山」(下巻) トーマス・マン

2011/09/02
「魔の山」上下巻、図書館の貸出を延長しつつ、
2ヶ月間を費やし、ようやく読み終わりました。
最後の2日間で、300頁一気読み!

まるで「魔の山」から、降りてきた気分^^;
内容よりも何よりも、読み終えたことの達成感が大きいです。

下巻では、セテムブリーニとナフタが、(読むのが大変な)論争を展開。

セテブリーニはフリーメーソン。合理的かつ批判的。少し共感。
ナフタはジェズイト派の一員。テロ・共産主義を肯定。
二人の論争に影響を受ける、主人公ハンス・カストルプ。

しかし、ハンスはショーシャ夫人の恋人(?)、行動的なペーペルコルンの魅力に惹かれる。
論争するより行動しろ、という示唆かと思いきや、
ハンスがショーシャへの想いを語った直後、ペーペルコルン自殺。
行動派の否定?

しかし、物語終盤では、セテムブリーニとナフタが決闘。
結果、ナフタが自分の頭に発砲し死亡、セテムブリーニは病に。
むしろ思索派の否定?

ラストでは、第1次戦争が勃発し、ハンスが戦争へ向かい幕を閉じます。

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人は隔離されると、きっといろんなことを思索します。
精神的成長につながることもあるでしょう。
しかし、療養所で半永久的に隔離されている人々にとって
行動のための思索でなく、思索のための思索になってしまう。
辿り着く先は、絶望?

考えすぎるよりも、行動した方が人生楽しいはず。
楽観的に、享楽的な毎日を謳歌するのもいいものです。
有限な時間を大切に大切にしていきたいです。

ヨーロッパの思想や宗教、政治的背景の知識に乏しい私の感想です。

それにしても、
途中「コックリさん」が出てきたのに笑ったなあ。
中1の頃クラスで流行っていて、何回かやりました。
あの時10円玉は本当に動いていたと、今でも、思う・・・。

魔の山 下 (新潮文庫 マ 1-3)

23:24 外国・小説(旧) | コメント(0) | トラックバック(0)
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