05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

「葉桜の季節に君を想うということ」 歌野 晶午

2012/12/13
いつものようにフィットネスクラブで汗を流していた成瀬将虎は、ある日後輩のキヨシから、彼が密かに想いを寄せる愛子の相談に乗ってほしいと頼まれる。久高愛子は、轢き逃げに遭い亡くなった身内が悪徳商法業者・蓬莱倶楽部によって保険金詐欺に巻き込まれていた証拠を掴んで欲しい、家柄の手前警察には相談しにくいと依頼してきた。同じ時期、将虎は地下鉄に飛び込もうとした麻宮さくらという女性を助ける。それがきっかけとなり、以後何度かデートを重ねる仲になる。将虎の恋の行方と、保険金詐欺事件の真相究明、2つの出来事が交錯する(Wikipediaより)。

   葉桜の季節に君を想うということ 本格ミステリ・マスターズ

最近読んだミステリーの中で、一番面白かった。トリックは、先日読んだ「十角館の殺人」と似ているんだけど、こちらの方が好き。読む前は、タイトルと装丁をみて、本当にミステリーかと訝しんだけれど。

各章それなりの物語があるので、単独でも楽しめる。で、最後まで読むことで、ようやく各章のつながりが分かるという構成。最初の章がエロよりだったので、なんじゃこりゃ、と思ったけど、あれで主人公のイメージが出来上がった気がする。それなりの意味があったんだなあ。

惜しむらくは、主人公のキャラクターが一本気すぎ。もうひとひねり欲しかった。

23:31 日本・小説(新) | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示