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「砂の器」 松本清張

2012/12/17
東京・蒲田駅の操車場で男の扼殺死体が発見された。被害者の東北訛りと“カメダ”という言葉を唯一つの手がかりとした必死の捜査も空しく捜査本部は解散するが、老練刑事の今西は他の事件の合間をぬって執拗に事件を追う。今西の寝食を忘れた捜査によって断片的だが貴重な事実が判明し始める。だが彼の努力を嘲笑するかのように第二、第三の殺人事件が発生する…(「BOOK」データベースより)。

   砂の器〈上〉 (新潮文庫)      砂の器(下) (新潮文庫)

松本清張ということで難解なのかと思いきや、さくさく読めた。

ただ、戸籍探求に行きついた理由がいまだに分からないんだけど(^^;さくさく読み過ぎ。

1960年連載ということで、貧しいながらもようやく「戦後」から抜け出そうとしている人々の生活が垣間見れる。銀座のバーの女給、秋田発19時44分・上野に朝6時40分着の国鉄急行、つましい生活を支える巡査部長夫婦等々。

と同時にまだまだ従前の呪縛に捕らわれたままの苦しみも。ハンセン病を業病と呼んいるあたり、問題は根深い。

23:19 日本・小説(新) | コメント(0) | トラックバック(0)
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