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「中村屋三代記―小日向の家」 中村勘九郎他

2012/12/21
気分屋でわがままだけど人情味ある父十七代目中村勘三郎。悪戯好きで何にでも本気になる息子父五代目中村勘九郎(十八代目中村勘三郎)。二人は父子である前に師匠と弟子。どっちかが優等生みたいだったらこんな関係面白くない。役者はやんちゃで破天荒な方が面白い。はちゃめちゃする息子が父親のことはすごく尊敬しているのっていいじゃない。

中村小山三さん、二代目中村又五郎さん、娘波乃久里子さんの語る勘三郎像、
写真が歌舞伎の決まった型になってないといって怒られた写真家さんのエピソード、
歌舞伎が好きで歌舞伎座に就職し、勘九郎の本名の名付け親になった方の話、
役者を捨て清元延寿太夫が父の後を継ぐに至るお話(でも息子は尾上右近に)、
七代目中村芝翫語る勘九郎のプロポーズ秘話、
橋之助、福助、勘三郎が喧嘩してたら芝翫が登場、水戸黄門みたいに怒ってしーんとなった話、
勘九郎のプロポーズ、中村屋の番頭さんのお話などなど。貴重なエピソードがいっぱい。

勘三郎の「お祭り」の写真が良すぎる。

勘九郎は人より肺が小さい。思い切り笛を吹くと眩暈がする、頭痛がするという談話に涙(T_T)

中村屋の看板を背負う責任の大きさを改めて実感。まだまだ勘九郎がこれからという頃の本なので読んでいて切なすぎる。

六代目中村勘九郎、二代目中村七之助がんばれ!

   中村屋三代記―小日向の家

21:32 歌舞伎本 | コメント(0) | トラックバック(0)
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