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歌舞伎座新開場 杮葺落四月大歌舞伎 第一部(後編)

2013/04/08
二、お祭り(おまつり)

   鳶頭/三津五郎
   同/橋之助
   同/彌十郎
   同/獅 童
   同/勘九郎
   同/亀 蔵
   芸者/福 助
   同/扇 雀
   同/七之助
   若い者/巳之助
   同/国 生
   同/宗 生
   同/虎之介
   同/宜 生
   手古舞/新 悟
   同/児太郎

江戸の情緒を賑やかに華やかに

 江戸の二大祭と称される山王祭と神田祭。この二つの祭礼を題材にした清元の舞踊です。屋台囃子が聞こえ、鳶頭、芸者が華やかな雰囲気の中で、江戸の情緒を賑やかに踊ります。
 由縁の顔ぶれにより十八世中村勘三郎に捧げる一幕です。 (公式HP)。


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「しのぶ」ってどういうことなのかと思ったら・・・。

顔ぶれも、雰囲気も、中村座そのまんま。勘三郎と一緒に舞台を造り上げてきた人たちが、中村座 を再現しています。勘三郎が花道から出てきても全然不思議じゃない。涙がでました。

橋之助、三津五郎、小山三さん。彌十郎、亀蔵、獅童。福助、扇雀。そしてそして勘九郎に中村七之助。あーんど七緒八くん。

大勢いるからセリフが一言くらいなんだけど、各自一言の中で自分の名前を言ってたのが面白かった。獅童→ししどがどうのとか(?)。みんな、かっこよすぎ!! 中村屋は大丈夫だよ、勘三郎さん。

三、一谷嫩軍記 熊谷陣屋(くまがいじんや)

   熊谷直実/吉右衛門
   相模/玉三郎
   藤の方/菊之助
   亀井六郎/歌 昇
   片岡八郎/種之助
   伊勢三郎/米 吉
   駿河次郎/桂 三
   梶原平次景高/由次郎
   堤軍次/又五郎
   白毫弥陀六/歌 六
   源義経/仁左衛門

源平の戦乱を生きる武士の無常

 熊谷直実は自らの陣屋に戻ると、息子小次郎の初陣を気に掛ける妻相模と、我が子平敦盛を案じる藤の方に敦盛を討った様子を語って聞かせます。そこへ源義経が敦盛の首実検にやって来ます。熊谷が敦盛の首を差し出すと、そこにあったのは小次郎の首。源義経の意を汲んだ熊谷は、後白河法皇の落胤である敦盛を救おうと我が子小次郎を身替りにしたのでした。首実検を終えた義経は、石屋の弥陀六が平家の武将弥兵衛宗清であると見抜き、救った敦盛を託します。そして義経の前に進み出た熊谷が兜を脱ぐと...。
 重厚さの中に世の無常を感じさせる、義太夫狂言の名作をお楽しみいただきます。 (公式HP)。



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例によって筋書きを読み、Wikipediaで登場人物を把握し、某サイトで見どころを確認し、準備万端で挑みました。が、昼開けってのがよくない。どうしても睡魔が・・・。周りをみてもけっこう舟を漕いでた人は多かったけどね。

予習のかいあって、話のつながりはだいたいわかった。なんで相模がこの場面で悲しんでるのかとか、藤の方が怒っているのかだとか、熊谷直実が苦しんだあげく出家したのかとか。でも、相模や藤の方が本当は小次郎の首だったと把握したのがいつだかはよくわからなかった。いや、首実検の時だったのはわかったんだけど、その前にすでに把握しているようにもみえてしまって。

人間関係を把握するのはけっこう難しいお話だと思う。みんなどのくらい分かって聞いているのだろう。ちなみに私がいた列で字幕ガイド(今、特別価格500円)を借りていたのは私たちだけ。筋書きはみんな買ってたみたい。ただ、あんまりあらすじ分かっていなくても楽しめるのが大衆演劇だから。

吉右衛門様はちょっとしゃべり方がお兄さんに似てたかな。でも、大熱演。最後のほう、本当に泣いてた気がする。この最後の熱演を見られただけでも、このお芝居をみてよかった。「十六年は一昔、ああ夢だ。夢だ。」ってとこ、もう一回みたいなあ。

玉三郎と菊之助。前に二人が一緒に出たのをみたときは玉三郎にスポットライトが当たりまくりだったように見えたけど、今回は菊之助の方がが光って見えました。まあ前に見たのは舞踊だったんだけど。どんどん菊之助は素敵になってる。そういえば、吉右衛門と菊之助は義理の父子になったんだよね。並んでいるのを見て、思い出した。めでたいめでたい。

仁左衛門の義経もりりしくて素敵だったけど、なんといっても今回は白毫弥陀六を演ずる歌六でしょう。こちらも大熱演。複雑な思いを吐露しているときの眉間のしわといったら!迫力でした。

大満足の第一部。柿落とし、楽しすぎる♪

22:47 鑑賞記録 | コメント(0) | トラックバック(0)
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