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歌舞伎座新開場 杮葺落四月大歌舞伎 第二部

2013/04/21
四月歌舞伎杮落し、4月20日に第二部第三部を見てきた! 第三部のチケットは持っていたけどが、第二部が手に入らず幕見にチャレンジ。続けてみるのも幕見席も初めてで大盛り上がりー♪。

一、弁天娘女男白浪(べんてんむすめめおのしらなみ)
  浜松屋見世先の場より  滑川土橋の場まで


   弁天小僧菊之助   菊五郎
   南郷力丸        左團次
   赤星十三郎      時 蔵
   忠信利平        三津五郎
   岩渕三次        錦之助
   浜松屋宗之助     菊之助
   関戸吾助        松 江
   狼の悪次郎      市 蔵
   木下川八郎      團 蔵
   伊皿子七郎      友右衛門
   浜松屋幸兵衛     彦三郎
   青砥左衛門藤綱   梅 玉
   鳶頭清次        幸四郎
   日本駄右衛門     吉右衛門

「知らざぁ言って聞かせやしょう」でおなじみの黙阿弥の名作
 屋に美しい武家の娘と供侍が婚礼の品を選びにやって来ますが、そこで娘は万引きをしたとの疑いをかけられ打ち据えられます。誤りだったと供侍の求めに応じて浜松屋幸兵衛は百両の金を渡します。立ち去ろうとする二人を玉島逸当という侍が呼び止め、娘が男であると見破ります。実はこの二人は盗賊の弁天小僧菊之助、南郷力丸という盗賊の二人組。そして逸当こそ盗賊の首領、日本駄右衛門で、全ては浜松屋の金を奪い取ろうとする企みでした。追手を逃れ、稲瀬川に勢揃いした白浪五人男は、名乗りをあげます。やがて弁天小僧は、極楽寺の屋根の上で立腹を斬って果てます。一方、山門に身を潜む駄右衛門を見つけた青砥左衛門藤綱でしたが...。
 河竹黙阿弥の七五調の名台詞に彩られた人気演目を上演します(公式HP)。


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「知らざあ言って 聞かせやしょう」!! 実は見るのが初めて!筋書きを読んだけど、流れるような台詞がすごい。今回見る演目の中で一番楽しみにしていた。

人間関係を把握して臨んだけれど、上演では弁天、浜松屋幸兵衛と日本駄右衛門、宗之助の親子関係の下りは全部カット。人間味あふれるドラマになるあたりは全部なくなってるんのだ。ちょっと残念。

五人衆が見得を切る場面。みなさんさすが。歌舞伎の様式美ここにあり。左團次も三津五郎もみんなかっこよかったけど、印象に残っているのは、時蔵演ずる赤星十三郎だったりする。艶めかしくてちょっと他の四人と違う感じ。

でも、この作品、やっぱり菊五郎演ずる弁天小僧菊之助に尽きるかな。はまり役でしょう。あれを見ちゃうと他の人は考えられない。お嬢様になり済ました弁天小僧が本性を表す場面とか。大立ち周りも見せてくれたし、がんどう返しもすごかった。幕見席にいたので、最後に菊五郎が尻もちをつくところまで見えてしまったけど。
でもすごーく粘ってる。全然年齢を感じさせない。

文句なしです。

二、忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)
  将門


   傾城如月実は滝夜叉姫  玉三郎
   大宅太郎光圀        松 緑

妖しい耽美な世界が展開する見どころあふれる舞踊劇
 朝廷に反旗を翻し、滅んでいった平将門。将門がかつて御殿としていた古御所に蝦蟇の妖術を使う妖怪が棲むと聞き、大宅太郎光圀がただ一人で征伐にやって来ます。ところが光圀の前に現れたのは、島原の傾城如月と名乗る妖艶な美女。怪しい女だと悟られ、如月は実は平将門の遺児滝夜叉姫と本性を顕し、大蝦蟇を従えて光圀に抵抗します。しかし光圀に追い詰められた滝夜叉姫は妖術で姿を消すのでした。
 常磐津の名曲による舞踊劇をお楽しみください(公式HP)。


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明るかった場内が暗くなるだけで気分高揚。舞台装置がすごくきれい。屋敷に黄、緑、橙色の御簾?がかかっていて、それがうす暗いと周囲と溶け合っている。すごく美しいんだけど、その分だけ妖気も漂っている。

で玉三郎演ずる傾城如月登場。実は平将門の遺児滝夜叉姫。花道七三から登場するんだけど、なーんと幕見席からも見える!嬉しい! ちょっと遠いけど。

久しぶりに玉三郎のこういう役を見たけど、相変わらず綺麗だなあ。妖気を放つお姫様を演じたら日本一。相変わらず体が柔らかいし。妖艶です。というか、こういう役が一番玉三郎らしいと思う。文句なし。また見たいなー。近くで。

松緑は、一生懸命演じてた。が、どうも踊りも台詞も小さく感じてしまう。近くで見たら印象が変わるのかも。

第二部は華やか&妖艶。これぞ歌舞伎という感じ。

10:41 鑑賞記録 | コメント(0) | トラックバック(0)
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