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「斜陽 」 太宰治

2013/11/03
破滅への衝動を持ちながらも“恋と革命のため"生きようとするかず子、麻薬中毒で破滅してゆく直治、最後の貴婦人である母、戦後に生きる己れ自身を戯画化した流行作家上原。没落貴族の家庭を舞台に、真の革命のためにはもっと美しい滅亡が必要なのだという悲壮な心情を、四人四様の滅びの姿のうちに描く。昭和22年に発表され、“斜陽族"という言葉を生んだ太宰文学の代表作(Amazon)。

斜陽 (新潮文庫)

かず子の恋愛はお嬢様のおままごと。死を選択をする直治の遺書もお坊ちゃまの戯言。他方、二人の母と作家上原の自分の身分をわきまえた生き方は清々しい。正直、良く理解できなかった。数年後読めば違う感想になれるかも。

23:27 日本・小説(旧) | コメント(0) | トラックバック(0)
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