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「火の粉」 雫井 脩介

2013/12/09
元裁判官で、現在は大学教授を務める梶間勲の隣家に、かつて無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌ある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴んでいく。手に汗握る犯罪小説の最高傑作(「BOOK」データベースより)。

火の粉

社会派裁判ミステリーかと思いきやホラーだこれは。小さいが不気味な出来事が連続して起こる。キーとなる人物が不気味で読むのがやめられない。

反抗期の幼児、介護と闘う主婦、良好な関係にある嫁姑など、女性子供の描写がリアル。それにひきかえ男性は。危険な状況に全く気付かない夫、最後の最後にようやくすべきことをした元裁判官である舅(ただしそれまで何もやらない)たちが、女性に謝罪するところまで読みたかった。

引っ張る割に結末はあっけない。それでも満足。

00:08 日本・小説(新) | コメント(0) | トラックバック(0)
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