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「外国語上達法」 千野栄一

2014/02/15
外国語コンプレックスに悩む一学生は、どのようにして英・独・仏・チェコ語をはじめとする数々のことばをモノにしていったか。辞書・学習書の選び方、発音・語彙・会話の身につけ方、文法の面白さなど、習得のためのコツを、著者の体験と達人たちの知恵をちりばめて語る。言語学の最新の成果に裏づけられた外国語入門書の決定版(Amazon)。

外国語上達法 (岩波新書 黄版 329)

語学が苦手という筆者の書いた「外国語上達法」。しかし、この筆者、スラブ系言語の言語学者!話のレベルが高い。

それでも参考にできると思ったことを抜粋。

まずは、心構え。
「ある人が『語学の習得というのは、まるでザルで水をしゃくっているようなものです。絶えずしゃくっていないと、水がなくなってしまいます。水がどんどんもれるからといって、しゃくうのを止めるとザルははぜてしまうのです』といっているが、これは真実であろう。語学の習得で決して忘れてはいけない一つの忠告は『忘れることを恐れるな』ということである」(p.9)。

そして、
「上達に必要なのは、お金と時間」。
少しずつでも繰り返す。1日6時間ずつ4日より、1日2時間ずつ12日」。
「覚えるのはたった二つ、語彙と文法。そのためには、教科書、教師、辞書が必要」。

語彙について。
「語彙の習得がうまくいかない理由は、この語彙の習得が面白くないことと、語の数が多く学習に一見終りがないように見えること、どのような語彙を選択するかの自覚がないことに起因している。(略)単語の数が自然に増え、しかも、それに喜びが伴うようになるのはたいぶ先のことである。」(p.49-50)。
やみくもに千の単語を覚えることが必要である。(略)単語の記憶を確実にするのには、それを書くことをおすすめする。」(p.52-53)。
「小説や詩を楽しみ、会話もでき、その言語で手紙も論文も書けるというようになるには最低四~五千の語が必要になり、その学習には三~四年は必要である」。(p.54)
頻度数の高いものから覚えるべき。(略)大体どの言語のテキストでもテキストの90%は三千の語を使用することでできている」(p.55)。もし学習しようとしている言語に語の頻度数を示す資料があれば、それは絶対に見る必要がある」(p.64)。

辞書について
「自分にあった辞書を」。「辞書を上手に使うために絶対に読む必要のある編集主幹のはしがき、編集の方針、使い方への指示」(p.125)。「辞書はもらうものではなく、まず自分で買うもの」(p.125)。良い学習辞典とは、「頻度数への配慮があり(時には頻度数の印がついていたり、活字の大きさを変えたりしている)、その外国語を母語としている人のチェックがあり、読み易く、使い易く、と工夫してある」(p.137)。

良い辞書の条件とは。
1.探している語が出ている辞書
2.その語に、自分の読んでいるテキストにあう訳の出ている辞書
3.訳の他にも、必要とする文法的事項が出ている辞書
4.熟語と一般に言われている、語以上のレベルで現れる用法が良く出ている辞書
5.良い用例が上がっている辞書
6.読みやすく、興味を持たせるように作られている辞書
7.引きやすい辞書
8,持ち運びに便利の辞書
9.値段の安い辞書(p.133)

00:43 語学 | コメント(0) | トラックバック(0)
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