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「なほになほなほ―私の履歴書」 竹本 住大夫

2014/05/19
現在の文楽を代表する稀代の名大夫が美しい大阪弁でつづった、ぬくもりと情のある自伝エッセイ集。ファン垂涎の芸談も満載。浄瑠璃節の元祖、三百年ぶりの復曲!近松門左衛門作「源氏十二段」床本収録((「BOOK」データベースより)。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 竹本/住大夫
大正13年(1924年)大阪市生まれ。本名は岸本欣一、父は人間国宝の六世竹本住大夫。昭和19年、大阪専門学校(現近畿大学)卒業。21年、二代目豊竹古靭大夫師(後の豊竹山城少掾)に入門、豊竹古住大夫を名乗り、四ツ橋文楽座にて「勧進帳」の番卒で初舞台。23年、文楽が二派に分裂、組合派(後の三和会)に属する。30年、文楽が国の重要無形文化財総合指定に認定される。35年、道頓堀文楽座での因会・三和会合同公演で九世竹本文字大夫襲名。56年、切り場語りになる。60年、国立文楽劇場で七世竹本住大夫を襲名。平成元年、人間国宝。6年、勲四等旭日小綬章。10年日本芸術院賞と恩賜賞を受賞。14年、日本芸術院会員。17年、文化功労者。その他、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)(「BOOK著者紹介情報」より)。

なほになほなほ―私の履歴書

題名は大夫が人間国宝に認定された時、「人生の師」と仰ぐ薬師寺管主高田好胤が、色紙に書いて贈った言葉だそうです。「おくふかき かたりのわざをただただに みがききたりて 今日のいさほし なほになほなほ」。

戦争、文楽が分裂した「三和会」時代、そして芸の鍛錬。大変な時代を生き人並み以上の苦労を重ねているのに、淡々とつづられ気負いを感じさせない。努力してこその芸。文楽は「見に行く」もんじゃなくて「聴きに行く」もん。予想外の仁左衛門、吉右衛門との対談あり。

08:02 芸能(歌舞伎以外) | コメント(0) | トラックバック(0)
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