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「中村勘三郎 最期の131日 哲明さんと生きて」波野 好江

2014/05/22
歌舞伎界のすべてが姻戚関係になったと言われた「中村屋」と「成駒屋」の結婚から30年。子供や孫にも恵まれ、中村屋は十八代目中村勘三郎を中心に、幸福の絶頂にあった。ところが、2012年6月、勘三郎は突然、ガンを告知される。食道ガンだった。入院、手術、ARDSの発症、最後の希望を託したECMO治療…。勘三郎の苛酷な闘病と、それを支え続けた家族の姿を、最愛の妻が綴った渾身の手記(「BOOK」データベースより)。

中村勘三郎 最期の131日 哲明さんと生きて

本書を読む限り、好江さんが突発性難聴の病院の治療法に不信感をもつのも当然。患者の話を聞かずうつ病と診断し、多量の薬の服用を命じ、その薬は「抜くのが大変」なほど強力。人間ドッグの受診を阻止し癌の早期発見が遅れる。「あなたは56年間躁病だったんです。で、いまはうつ病です」という診察は、ちょっとどうかと。

医者に「ご主人はもう定年。出たいときに1日ぐらい舞台に出て、あとは静かに暮らせばいいじゃないですか」って言われたとか。歌舞伎公演は25日間続く。そりゃあ好江さんきれるわ。

浮気について結構書いてある。喧嘩で流血騒ぎもあった。それでも夫婦の絆は強い。

食道がんの治療。ARDS対応が後手に回ったがん研有明病院の責任とも思えるが、最悪の状態になる確率、専門家の少なさからすればどうしようもなかったのか。

久しぶりに人工呼吸器を外し器具を装着して声を出したとき、菅原伝授手習鑑の寺子屋、松王丸の台詞を言ったというのが泣ける。

01:03 歌舞伎本 | コメント(0) | トラックバック(0)
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