05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

六月歌舞伎座「春霞歌舞伎草紙」「実盛物語」「大石最後の一日」「お祭り」

2014/06/21
6月18日、歌舞伎座昼の部。初の2等席、17列目です。前に座席がなく足を伸ばせて快適。

一、お国山三 春霞歌舞伎草紙(はるがすみかぶきぞうし)
出雲阿国:時蔵/若衆:亀寿/若衆:歌昇/若衆:萬太郎/若衆:種之助/若衆:隼人/女歌舞伎:尾上右近/女歌舞伎:米吉/女歌舞伎:廣松/名古屋山三:菊之助

歌舞伎の始祖、時蔵の出雲阿国。黒い着物にざっくりした髪が野性味のある始祖らしい。艶っぽさに大勢の踊り子を引き連れ貫禄も加味。ついつい目で追いかけてしまう酸いも甘いも噛み分けたような色っぽさの菊之助の名古屋山三。そして長唄囃子連中の演奏と群舞の踊りが圧巻。

二、源平布引滝 実盛物語
斎藤実盛:菊五郎/小万:菊之助/葵御前:梅枝/矢走仁惣太:橘太郎/小よし:右之助/九郎助:家橘/瀬尾十郎:左團次

初見の演目。実盛が小万の腕を切り落とす経緯を浄瑠璃に合わせ「物語る」。口跡が素晴らしく、それにあわせた所作も見とれてしまって、ずっと聞いていたかった。巻き戻して「物語る」ところだけ見たいほど。新聞の評に菊五郎の実盛は「間然するところがない」とあり、辞書を調べたら、「非難すべき欠点がない」という意味。その通り。

九郎助の家橘さんの老け役は、あまり老けて見えなかった。でも、小万の菊之助、小よしの右之助、葵御前の梅枝、瀬尾の左團次。皆さんすごくよかったです。でも、とにかく菊五郎が圧巻。

三、元禄忠臣蔵 大石最後の一日
   
大石内蔵助:幸四郎/磯貝十郎左衛門:錦之助/おみの:孝太郎/細川内記:隼人/赤埴源蔵:橘太郎/原田玄沢:松之助/吉田忠左衛門:錦吾/堀部弥兵衛:桂三/早水藤左衛門:由次郎/堀内伝右衛門:彌十郎/久永内記:友右衛門/荒木十左衛門:我當

こちらも初見。

大石内蔵助は内面に熱い思いを秘めてはいるんだけど、それを前面に出さず冷静に物事に対処する人。幸四郎はこういう一歩引いた役柄がとても合っている。対するおみのは自分の感情を理性的にコントロールできる人だけれど、最後の機会だからこそ、十郎左衛門への思いを前面に出していく。孝太郎の論理的な訴えは説得力があり、内蔵助が納得させられるのもうなづける。ただ、白塗りしても肌の赤さが残り男くさい。男に化ける役だからあれでいいのか?磯貝十郎左衛門の錦之助、格好いい。

四、お祭り
鳶頭松吉:仁左衛門/若い者:千之助

仁左衛門さんの復帰舞台です。待ってました♪ 

月並みですが、素敵でした。色っぽくて、体の動き一つ一つが柔らかくて、見とれてました。立ち回りでさえ艶っぽい。すでに声変わりしているお孫さん千之助との舞台、とても楽しかったです。

enomi20140618-02.jpg

00:25 鑑賞記録 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示