10月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫12月

スポンサーサイト

--/--/--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--:-- スポンサー広告

九月歌舞伎座秀山祭「絵本太功記」

2014/09/18
昼の部が終わり走って一幕見席売り場へ。69番ゲット。全然待たず4階へ。待たないで済むのが嬉しい。2列目ど真ん中を確保してほくそ笑む。

一、絵本太功記 「尼ヶ崎閑居の場」
武智光秀:吉右衛門/武智十次郎:染五郎/佐藤正清:又五郎/初菊:米吉/真柴郎党:歌昇/同:種之助/同:隼人/真柴久吉:歌六/皐月:東蔵/操:魁春

とても歌舞伎らしい演目だと思う。ただ動きがないせいか、舟を漕いでる率高し。

吉右衛門は光秀のような重厚さが必要とする役は本当にニン。黒い眉毛をびしっと描き、武士としての決意に溢れた化粧がとても似合う。芝居中舞台中央に座っている事が多いのだが、存在感抜群。他の役者の動きも、光秀が軸となって動いているよう。場面転換するとき木に登っての台詞も聞かせてくれた。

光秀の母皐月の東蔵さん、忠義に厳しく光秀の母らしさを感じさせる母。この人の老け役はもう磐石。だけど光秀に竹槍で刺された後、ずっと座敷に放置されていたのが可哀想にみえてしまって。十次郎の手当てはしているのに。

その十次郎の染五郎。昼の部「菊畑」と同じ前髪のある役だけど、こちらは違和感なし。戦で死に果てる無念さを十分に感じる。同じ前髪ある役だけど、同じではないのだね。それにしても吉右衛門と染五郎は叔父と甥で顔が似ているだけに本当の親子と錯覚してしまう。そして再来月叔父が義経、甥が弁慶をやるというこの舞台をみていると嘘のようなホントの話。

十次郎の許嫁初菊の米吉、今月は大活躍。昼の部「菊畑」同様赤姫。今回はたくさん泣かなきゃならないお役だけに大変そう。初菊の泣きは許嫁を失った10代の幼い泣き、母操の魁春さんはしっとりとした色気のある泣き。違いが面白い。佐藤正清の又五郎さん、見事な口跡が舞台中に響き渡り気持ちがいい。見得も決めて、芝居が締まる。そして真柴久吉の歌六さん。重厚でありながら理知的な久吉で、吉右衛門の光秀とちょうど良い対比。

それぞれ役に見せ場があり顔見世のような演目。次回見るときはもっと台詞を聞き取りたい。

歌舞伎座前看板を撮影。
enomi20140916-02.jpg

01:24 鑑賞記録 | コメント(0) | トラックバック(0)
コメント

管理者のみに表示

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。