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「御存鈴ヶ森」 のせりふ

2014/11/13
「御存鈴ヶ森」で好きなせりふ、気になるせりふ、聞きとりたいせりふを集めてみました。舞台等を参考に。

300両持ってくるやつが通る!
雲助「そんならここで、がんばれがんばれ」。

白井権八はどんな人?
飛脚「歌舞伎役者の××××に生き写しだそうでございます」。

白井VS雲助
白井「待て待て待て待ぁーてー。身が紋が丸に井の字ならその方共は何と致す」。
雲助「おお酒手をねだるのだ。おたずねものの、白井権八!」。

長兵衛登場!
長兵衛「お若えの、お待ちなせぇやし(or待たっせえやし」)」。
権八「待てとお止(とど)めなされしは、拙者(or手前)が事でござるよな」。
長兵衛「左様さ。マァお刀をお納めなせえやし(中略)。お気遣いはなせえやすな。まァお刀をお納めなさえまし」。
権八「こぶしも鈍にぶき生兵法、お恥しう存知まする」。
長兵衛「お見受け申せば、お若えのにお一人旅でござりまするか、 シテ、どれからどれへお通りでござりまする」。
権八「ご親切なるそのお言葉、御覧の通り拙者めは、勝手存ぜぬ東路へ、中国筋からはるばると、暮れに及んで磯端に、一人旅とかあなどって、無礼過言の雲助共、きゃつらはまさしく追い落とし、命をとるも殺生と、存じたなれど付け上がり、手向かいいたす不敵な奴、刀のけがれと存ずれど 往来(ゆきき)の者のためにもと、 よんどころなくかくの仕合せ、雉も鳴かずば討たれまいに、益ない殺生いたしてござる」(手をパンパン)。

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長兵衛、死体かたづけ。 長兵衛「往来端に犬の餌食」。

互いに自己紹介。
権八「(中略)力と頼むそこ許の、ご家名聞かぬその先に、名乗る拙者が姓名は、因州の産にして、当時浪人白井権八と申す者」。
長兵衛「スリャ若えのに、権八さまとな」  権八「して、その許のご家名はな」。
長兵衛「問われて何の某と、名乗るような町人でもござりませぬ。しかし、生まれは東路に身は住み慣れし隅田川、流れ渡りの気散じは、江戸で噂の花川戸、幡随院の長兵衛という、けちな野郎でごぜえやす」。
権八「すりゃそこ許が中国筋まで噂の高い、あの幡随院」。
長兵衛「その長兵衛と思いなさると、あてが違う。大違い、大違いだ。(以下、先代の俳優と比べて自分を謙遜)その中国筋はおろか長崎の果てまでも噂に高い長兵衛は、昔のよく話に聞いた鼻の高い長兵衛、また近頃はたんかのうまい長兵衛はあれは俺のとっつぁん、またそのあとを引き受けちゃいるものの、親父似ぬこの無口生真面目、何の役にも立たねえ奴だが江戸で育ったおかげか気が強い。弱い奴ならよけて通り、強い奴なら向こう面、韋駄天が皮羽織で鬼鹿毛に乗って来ようとも、びくともするのじゃぁごぜやせん。はばかりながら侠客(たてし)のはしくれ、阿波座烏(あわざがらす)は浪速潟、藪鶯(やぶうぐいす)は京育ち、吉原雀を羽がいにつけ江戸で男と立てられた、男の中の男一匹、いつでも尋ねてごぜぇやせ。蔭膳(かげぜん)すえて待っておりやす」。

手紙を燃やす。
長兵衛「これで何にも白井氏」。

ラスト。
長兵衛「あっぱれ手の内」権八「長兵衛どの」長兵衛「権八つぁん」
権八「ゆるりと江戸で」 両人「逢いやしょう」。

13:59 歌舞伎のせりふ | コメント(0) | トラックバック(0)
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