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「源静香は野比のび太と結婚するしかなかったのか」 中川 右介

2015/02/09
クラスでいちばんかわいい女の子しずかちゃんが、いちばん凡庸な男の子の妻となる現実。最大の武力の持ち主ジャイアンと最大の資金力の持ち主スネ夫が、タッグを組まなければならない現実。たとえいじめられても、いじめっ子と絶縁する道を選べない最下層カーストにいるのび太の現実。ドラえもんが歩いていても驚かれない、地域コミュニティが崩壊した郊外に住む野比家の現実―『ドラえもん』で描かれる人間関係は、はからずも現代社会の縮図なのである。空気のような存在ゆえに、かえって論じられてこなかった国民的マンガを社会学的に考察。なんともせつない深すぎる「ドラえもん日本原論」(「BOOK」データベースより)。

源静香は野比のび太と結婚するしかなかったのか『ドラえもん』の現実(リアル) (PHP新書)

歌舞伎について分析する筆者が、ドラえもんについてどう分析するのか興味を持って手に取った。「かわいい女の子」以外の役割がないしずちゃんが登場する「ドラえもん」は、あくまで男の視線から描かれているギャグマンであり、その根底には女性蔑視と女性敵視がある、という視点はなかなか面白い。

けっこう「ドラえもん」には詳しいつもりでいたが、
・「ドラえもん」は、それぞれの小学生にとって、「小学一年生」四月号から「小学六年生」三月号まで六年間72回にわたる長期連載である。
・「六年間の物語」は輪唱するように6本が同時進行している。
という点は知らなかった。ある意味驚愕だ。

すなわち、各学年向けにいくつもの第1回と最終回が存在しているという事実。私にとっての「ドラえもん」第1回は、コロコロコミックに掲載された回が唯一無二だが、各学年ごとに年齢に応じた様々な第1回がある。自分がどれだけ「ドラえもん」のことを知らないかを認識した。

17:36 漫画 | コメント(0) | トラックバック(0)
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