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映画 「心中天網島」

2015/06/28
近松門左衛門の浄瑠璃を映画化。岩下志麻が、女房と遊女の二役を熱演した作品(「Oricon」データベースより)。

心中天網島 [DVD]

篠田正浩監督の傑作。

最初の義太夫の「心中天網島」の語りで一気に引き込まれる。文楽と歌舞伎の演出を映画で上手く取り入れ、それでいて映画でしか表現できない描写もあって。首吊りまで手伝う禍々しい黒子の存在と、壁等に墨で書かれた大きな字が、かえってリアルな空気を生む不思議。モノクロだからこその切迫感も。

細面で頬がこけた顔で女に惚れて泣いて悶え苦しむ治兵衛(吉右衛門)、情けないやら、もどかしいやら。最初気になった関西弁はそのうちどうでもよくなった。お相手小春(岩下志麻)、目の化粧が人形のよう。女としての生々しさが溢れんばかり。治兵衛の奥方おさんも岩下志麻が二役を演じていることに見終わって配役を見てから気づいた。お歯黒で眉を剃り落した顔がぞっとするほど綺麗。

太兵衛(小松方正)が治兵衛を嘲笑する場面がラップのように派手で楽しい。

首を吊った治兵衛の映像が頭から離れない。二人の遺体は美しかった。

01:30 映画鑑賞 | コメント(0) | トラックバック(0)
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