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「菊之助の礼儀」 長谷部 浩

2015/07/01
歌舞伎の現在を担う役者は、日々何を考え、舞台に上がるのか―音羽屋の直系として生まれ、育つ。菊之助襲名、祖父梅幸と父菊五郎、女方と立役、シェイクスピアの歌舞伎化、先輩役者との交友、踊りの大曲への挑戦。伝統を着実に受け継ぎながら、創意工夫に満ちた再創造の道を歩む、尾上菊之助。その人生に向かい合う姿静。美の謎を探る対話(「BOOK」データベースより)。

菊之助の礼儀

本書タイトル「菊之助の礼儀」とは、菊之助の「大変な自制心をもって身につけた人生の態度」のこと。菊之助の芸を継承しようとする真摯な姿勢が伺える。

これまで菊之助は、他の父を亡くした役者より恵まれていると思っていた。が、菊五郎は息子が自らのミニチュア、分身にならないようあえて突き放すようにしているらしい。存命の父に似ている息子にも、それなりの苦労がある。父がいれば芸が継承できる、ということでは決してない。

今では信じられないが、菊五郎がはじめて「いがみの権太」を演じたときわざわざ「なんでやるんだ」という観客の目を感じたらしい。観客の期待を裏切ってでも挑戦したいのが役者。「四十を過ぎたら弁慶をやりたい」と語る菊之助の弁慶にいずれお目見えできるのかも。

23:11 歌舞伎本 | コメント(0) | トラックバック(0)
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